どこを走るか、について

皆さん、めっきり寒くなってきましたけれど、風邪などひかれていませんでしょうか。あと少しで秋も終わりですね。

ランナーの皆さん、普段どこを走られているでしょうか。大半の人が、車道脇の歩道を、道行く車と並行して走っているのではないでしょうか。僕も以前はそうしていました。家の近くの幹線道路沿いをずっと走って、ある地点で折り返して戻って来る、そういうコースです。

数年前に、自宅から2kmほどのところに、素晴らしいコースを見つけました。小高い丘の間にある田園地帯の周りにある農道を巡るコースです。田園地帯の真ん中を、川が流れていて、その川の脇の土手というか畦道のようなところも走れるようになっています。そこは春になると菜の花が咲き乱れ、空は高く広く、もうゴールデンウィークの頃からたくさんのトンボが飛ぶような自然豊かな環境です。僕はそこをホームコースにして、自宅からそこまで2kmを走っていき、そのコースの一番手っ取り早い周回部分が2kmほどなので、そこをぐるっと一周して、また自宅へ戻る、だいたい6kmほどのメニューを走ることが常でした。


でもここ一年半ほど、仕事の環境が変わったり、その他色々と時間的な制約もあり、走ることへのモチベーションがかなり低くなってしまいました。いざ走ろうと思っても、ホームコースまでの2kmがしんどいのです。ホームコースは走っていて気持ちいいのですが、そこに至るまでの幹線道路沿いの片道2kmが。道がとても狭いのと日陰が多いのと、車の騒音と排気ガスが嫌なのと、色々理由はあります。モチベーションが高い時は、特に気にもしなかったのですが…

そこで考えたのですが、もう割り切ってホームコースまでは車を使うことにしました。車なら5分ほどで行けます。で、そこで6kmなりを走って、また車で帰る。やってみると素晴らしく快適です。ガソリン代はかかるのですが。例えるなら、入浴するのに、シャワーで済ませるのか、温泉に入るのかぐらい違いました。

何を贅沢なことを言ってる、とも思うのですが…果たしてこんな状態で、東京マラソンまでに、それなりに走れるだけの力を取り戻すことができるでしょうか。

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ワラーチ新調しました。


ワラーチを2年ぶりくらいに新調しました。日本だとTedのルナサンダルか、自作派が主流を占めてる感じがしますが、僕はずっとXero Shoesを使ってます。でもXero Shoesも最初は自作だったんですよ。Vibramのシートと紐が送られてきて、足の形を取ってハサミで切れ、紐の結び方はこうだって動画で見ながらやって、僕の最初の三足ぐらいのワラーチはそうやって作りました。今はサンダル型ではないちゃんとしたシューズも作るようになりましたけど。

僕が愛用しているモデルは写真のAmuri ventureと、Amuri cloud。下の写真の方がcloudで、2層構造のソールで軽量化されてます。2年前に買った同モデルと比べて、紐の調節がしやすくなっていたりと、地味に進化の跡が見られました。

自作も楽しいけど、ソール全体の形状とか、鼻緒の処理とか、紐の調節のしやすさとか、ヒールカップが付いていたりとか、色々な利点が既製品にはあるし、品質はルナサンダルと比べても遜色ないと思います。そもそもルナサンダルは値段が高すぎるし、ソールが厚すぎると個人的には思っていますので、Xero Shoesの、二足でアメリカからの送料込みで大体一万円というのは、コスパはかなり高いと考えます。


今日さっそくventureの方で5kmほど走ってきましたが、足に馴染みますね。快適です。なぜか僕の足には軽量化されていないこちらの方が相性がいいようです。

静かな年末

ちょうどクリスマスの日が仕事納めで、その日から息子は学校の部活で合宿へ。今日の午後帰ってきますが、昨日は静かな一日でした。

久々にTSUTAYAでDVDを借りて、ビールを飲みながら映画鑑賞してみました。

1本目は機動戦士ガンダム THE ORIGINE 1。安彦良和さん原作で、ファーストガンダムを再構成した名作漫画をOVAにしたの。冒頭はルウム戦役の戦闘シーン。ファーストガンダムで、言葉だけで伝えられる「戦艦5隻を沈めた赤い彗星」の戦いぶりが見られる。絵はよく動くし、実にかっこいい。残弾1か、の引きもいい。けれど、やはり本作はその後の、シャアの少年時代のヒューマンドラマが見もの。特にどれを取っても曲者しかいないザビ家の面々、若きランバ・ラルと峰不二子のような活躍っぷりに可愛さ満点のハモンさんが素晴らしく、ファーストガンダム世代のおっさん達をニヤニヤさせてやまない作品に仕上がっていました。これは続きが楽しみ。

2本目はミッション・インポッシブル最新作、ローグ・ネイション。こちらは酔っ払って観ていたので、話の展開の速さに思考がついていけませんでした。特にヒロイン役の行動がさっぱり理解できなくて困りました。ウィーンの国立歌劇場のシーンはなかなか良かったんですけどね。

ベン・ハーを鑑賞しました。 古い映画もいいものだ。

夏休み中なので、多少ゆっくり映画など観る時間がある。で、昔見たんだけどあちこち記憶が曖昧なので、こういう時にこそ観たいと思ってDVDを買ってあった『ベン・ハー』をソファにふんぞり返って観た。なにせ、本編222分の超大作。この前長いなあと思いながらも面白かった『インターステラー』よりもさらに長い。

でも、一回観ているにもかかわらず、長いにもかかわらず、ふんぞり返っていた体がだんだん前のめりになって画面に惹きつけられていった。面白い。以前見たのは確か大学生の頃だったろうか、その頃に比べて、四十路すぎのおっさんになった今、いろいろと知識もついてきているので背景事情もよくわかるから余計に。

特にローマ帝国・キリスト教関連の知識が以前は全然なかったので、主人公ユダ・ベン・ハーのサイドストーリーになっているイエス・キリストの生誕から十字架上の死までの経緯、ベン・ハーに与えた影響が今はよくわかる。ネット上のレヴューを読むと、宗教色が強すぎて、という感想がちらほら。日本人の目から見るとそうなんだろうけど、この時代、キリストの話を抜きにして語るのはちょっと難しいと思う。

でも、その辺の背景事情は例えわからなくても、面白さは減じることはない。古代ローマの絢爛たる風俗・文化の再現度合い、そして前半のクライマックスである戦車競技の迫力たるや、よくまあ1959年の映画でここまでのものが作れたものだと思う。今だったらCG処理になるところが実写だもんね。四頭立ての駿馬が引く戦車が何台も猛スピードで競技場を駆け抜ける様、そしてベン・ハーと敵役メッサーラが競り合った挙句の、メッサーラの悲惨な最期。カメラワークやら画面構成やら、感心することしきり。あと、馬の撮り方がうまい。馬がすごく可愛く見えてくる。馬を見る目に愛情が満ちている。

戦車競技の後は、日本人にとっては受けが悪いと思われる、ベン・ハーが業病にかかった母と妹を探して、最終的にキリストの十字架上の死に伴う奇跡で業病が癒されてハッピーエンドを迎える。ちょっと長いんだけど、十字架を背負うキリストに、ベン・ハーが水を差しだすシーンは、前半、ベン・ハーがガレー船送りにされる途中で、水も与えられず鎖で繋がれて徒歩で搬送される途中で、たまたま出会ったキリストから水を飲ませてもらって生きる力を与えられるシーンと対になっているし、文芸映画としては必要な画竜点睛。戦車競技で終わってたら何も後に残らないハリウッドアクション映画と同じだ。だから戦車競技の後の、敵役メッサーラの死に立ち会うベン・ハーの複雑な心境(もともとふたりは竹馬の友だったのに)、苦々しい表情から、ラストの救済までのドラマが生きてくる。ちなみにイエス・キリスト、最初から最後まで、いちども顔が写らない。これは非常によくできた演出だと思った。

やっぱりアカデミー賞11部門受賞は伊達じゃない。そんな名画も、いまやAmazonで1000円程度で買える。でも本当は劇場の大画面で鑑賞したかったな。

ベン・ハー 特別版 [DVD]
 

石塚真一:Blue Giant 4巻

冬休み初日に嬉しい新刊、Blue Giantの4巻が発売されたので、早速買ってきた。石塚真一氏は『岳』の1巻が出た頃から追っているけれど、驚くほど画力が上がった。

山登りネタも好きなんだけれど、音楽ネタはもっと好き。千葉県民で半ば社畜生活な僕には、山登りはかなりな非日常だけれど、音楽はまさに日常。毎日接している対象だ。割といろんなジャンルを聴くけれどクラシックとジャズはその中でも大好物。それはクラシックとジャズが興奮度が特に高い音楽だから。ちょっとした麻薬みたいなものだと思う。切れると禁断症状が(笑)

でも世の中一般的にはクラシックもジャズも「静かな大人の音楽」という理解なんじゃないかな。Blue Giantの主人公の宮本大も、まだサックスを始めて間もない頃(コミックスだと1巻の最後の方)、「静かな大人のジャズ」を愛するおじさんに全面否定される。この4巻では音楽的に成長を遂げた大が、このおじさんにリベンジするエピソードから始まる。でもこのエピソードが4巻の白眉。もういきなりクライマックス。たったひとりのおじさんの「度肝を抜く」ために、費やされるページに、漫画で音楽を表現する手法のあれこれがこれでもかと注ぎ込まれている。

ほんと、絵から音が聴こえてくるかのよう。見開きの大ゴマの迫力、圧倒されました。大はそのあと仙台を出て、東京に行き、今後の相棒となるピアニスト、雪祈と出会うまでが4巻の収録範囲。

連載時にはない、恒例の巻末の関係者インタビューは4巻にもあり、上記のおじさんのエピソードを補完している。5巻は2月末。ヒストリエやヴィンランドサガ、よつばと!みたいには待たされないけど、次がもう本当に待ち遠しい。

ところで表紙の感じが3巻までとだいぶ変わったなと思ったけど、タイトルの片仮名が大きくなった影響かな? 前巻までのクールなイメージから打って変わってポップな感じになっています。

BLUE GIANT 4 (ビッグコミックススペシャル)
石塚 真一
小学館 (2014-12-26)
BLUE GIANT 3 (ビッグコミックススペシャル)
石塚 真一
小学館 (2014-07-30)
BLUE GIANT 2 (ビッグコミックススペシャル)
石塚 真一
小学館 (2014-03-28)
BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)
石塚 真一
小学館 (2013-11-29)

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下町ロケット

池井戸潤氏の代表作のひとつ。
ずっと気になっていたのだけれど、なかなか読む機会がなく、はやぶさ2の打ち上げに際し、思い出して手に取った。

面白かった。展開はよく練られているし、テンポもいい。技術屋中心の話かと思ったら、経営・営業サイドの話で、著者の強みである銀行関連の話も説得力かあって良い。僕にとっての最大の山場は帝国重工のテスト2日目。ここはちょっと胸のすくようなスッキリ感が味わえる。大企業:帝国重工も単なる敵役ではなく、同じく仕事にかける真摯さみたいなものを共有している感じがとってもいい。(特に財前部長。かっこいい!)

ただ、反面、もう少し技術系の話は肉付けして欲しかったかな。バルブの特許が重要な役割を担っているのに、そのバルブがどれほど画期的なのかをもっと作中で語って欲しかったし、いかに佃製作所が技術を大事にしている会社なのか、技術者の技量の高さの描写がもっと細かく書かれていると良かった。(テンポは悪くなってしまうけれど) あと、裁判のところも、もっと窮地に立たされてもいいのかなとも思った。まあ、山本周五郎の『樅の木は残った』を愛読する僕にとっては、もっと徹頭徹尾打ちのめされないと(完全にマゾ)、その後ひっくり返す快感が薄れるんじゃないかとも思う。それでもラストの爽快感は素晴らしいし、上質のエンターテインメントであることは疑いようもないです。

下町ロケット (小学館文庫)
池井戸 潤
小学館 (2013-12-21)
売り上げランキング: 584

 

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エクスペンダブルズ3

先週の三連休の最終日ですが、地元の映画館の最終の回でエクスペンダブルズ3を観てきました。

ものすごく空いていて、観客は僕の他にわずか二人。経営大丈夫だろうか、イオンシネマなんだけどさ。さて、1, 2をさらに上回るスターキャスト出演、今回特に目立ったのはウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラス、ハリソン・フォードの三人。敵役のメル・ギブソン、個人的にはとても好きな役者なんだけど、今回はなんか悪役としての凄みが足りなかったな。前作のヴァン=ダムの方が憎たらしさ満載だった。ラストバトルも呆気ない幕切れ。(メルさんにはマッドマックスの最新作に期待してます。)

脚本その他も2の方がまとまりがあって、ちょっと今作は手を広げすぎた感がある。若い連中、出さなくても良かったような。観客はおっさん達の活躍を観に来ているんだと思うけど。

それでも冒頭のウェズリー・スナイプスの無茶苦茶ぶりとか、ハリソン・フォードがヘリで出撃するとか見せ場はいろいろあったし、アントニオ・バンデラスのキャラ設定も割とよかった。あんな口ばっかりだと実力は大したことないかと思いきや、すごい活躍ぶりだったし。なので、料金分は十分元は取らせていただきました。このお祭り感は他の作品にはなかなか出せない。できるとすればマーベルのアベンジャーズ2ぐらいかな。(ところでどうでもいいんだけど、作中のジェット・リーとシュワルツネッガーの関係には、ちょっと引いてしまった。あれは何か現実のネタのパロディなんだろうか?)

次回は(次回があるといいな)ジャッキー・チェンとか、今回降板したっていうニコラス・ケイジとかの出演が実現するといいな。おっさん中心の濃ゆいドラマでお願いします。

ちなみに写真はパンフレットの表紙ですが、文字が詰まっていて読み応えがあり、お得な気分。各出演俳優のバックグラウンド、これだけたくさんいて多彩だと、パンフにまとまってなければ読む気も起こらないから、買ってよかったかな。若手のスカウト役:ボナパルトを演じていたケルシー・グラマーという役者さん、全然知らなかったけどアメリカではドラマで超有名人、エミー賞5年連続受賞とか凄い人なのね。

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